米国によるイラン国内への空爆やイランによるカタール国内の米軍基地攻撃など、不穏な中東情勢を受けて、中東を発着する航空便の欠航が相次いでいる。
日本航空は24日、羽田とドーハ(カタール)を発着する27日までの8便の欠航を決め、発表した。23日には、カタール上空の空域が一時閉鎖されたため、羽田発の便が引き返し欠航していた。
日本航空広報部は朝日新聞の取材に対し、「27日以降の運航は社内で協議をしてめどを立てる」と話した。
日本との直通便はないが、アラブ首長国連邦(UAE)のエミレーツ航空はイランとイラクへの便を30日まで停止した。トルコのターキッシュエアラインズもイランとイラク、シリアへの便を30日まで欠航する。